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高森明勅
2015.6.26 01:00

ハイテク戦時代に徴兵制はムリ?

以前、「保守」系知識人のY氏の子供が学校で、
いずれ徴兵制が採用されるかも、という話を聞いて不安がったので、
以下のように反論した、と。

現代の戦争はハイテク戦だ。
訓練されたプロにしかできない。
素人が自衛隊に入っても足手まといになるだけだ。
徴兵制なぞあり得ない」
(産経新聞、平成25年7月9日付)。

まぁ、よく聞く言い方だ。

だが、本当にそうか?

徴兵制の採用を提案する軍事アナリスト、小川和久氏の意見は違う。

練度の維持や兵器や装備の高度化への対応は、
中核となる人員・
組織のレベルを保つことにより、問題はない」と。

さて、どちらが正しいのか。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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